東京から戻った三郎(長谷川博己)は、明子(稲森いずみ)から
村木所長(大友康平)が倒れたことを知らされる。
一方、宮坂事務長(半海一晃)と村長の武村(ラサール石井)が連れてきた
新しい医師の山中(田中哲司)が診療所で働くことになった。
三郎(長谷川博己)は医師の仕事から離れ、
事務員に戻る。そんな中、亜希子(木村文乃)が再び島を訪れる。
彼女は、三郎に手術の痕を縫合し直してもらうために来たという。
三郎は、その頼みを断るしかなかった。
三郎は村木(大友康平)から、ある患者のレントゲン写真と血液検査の結果を見せられる。
村木に所見を求められた三郎は、ガンが進行し骨まで転移していると診断。
それは、村木の検査結果だった。村木は三郎が正しい診断をしたことに満足し、
三郎が本物の医者になりつつあると告げる。
まもなく、村木は検査入院のために島を離れることになる。
東京の病院から出向してきた山中は美琴島に馴染まず、
明子(稲森いずみ)は、患者の思いを無視した山中のやり方に違和感を抱く。
物不足の離島での医療行為に慣れない山中は、
いら立ちを募らせて周囲にあたり散らす。
三郎がへき地医療に身を捧げる名医と信じる亜希子は、
どうしても三郎に手術してもらいたいと願っていた。
三郎に島の医師の仕事に戻ってほしいと考える明子は、
三郎が手術できるように手引きする。
明子と高岡(萩原聖人)の協力のもと再びメスを持つことになった三郎。
三郎は再び亜希子の手術を行う。
明子は、複雑な思いを抱きながら三郎の助手を務める。
手術後、亜希子は三郎に手紙を渡し、
東京で待っていると言い残して島を去っていく。
今回の見所は
三郎と2人のアキコに運命の波が押し寄せ、
それぞれが変貌を遂げ始める
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